地図
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 自転車乗りにとっての地図といえば、それはもう5万図にとどめを差す。いや別に差さなくてもいいんだけど、これはもはや定番ですね。ちなみに5万図というのは、国土地理院発行の5万分の1地形図の事だ。
 さらに詳しいものに2万5千分の1という縮尺のものもあるが、自転車で走り回るには少しエリアが狭すぎる。逆にその上は20万図だが、これだと長距離のプランニングには使えても、地勢図のため詳細の道路等はかなり省略されているし、勾配もわからないので不便だ。
折りかた  しかしこの5万図、なかなか初めての人には扱いにくいところがあって、まずは購入場所。大きめの書店でないと置いてないし、しかも大抵の場合、わりと目立たない場所にラックがある。場所がわかっても、自分の欲しいエリアがどの引き出しに入っているのか、これまた探し出すのに一苦労する事になる。
 まずは店員さんに聞くのが手っ取り早いが、無料でもらえる「地図一覧図」というのもあるので、これであらかじめあたりを付けておくと良いかも。
 購入しても大判の一枚ものなので、折り方がまた迷う所。私のは小学生の頃ボーイスカウトで習ったものだが、こんなやり方(左図)。あとしまい方もまちまちだと思うが、ニューサイ推奨の一手法、ティッシュケース改造の簡易ラックが割とポピュラーかも。
 地図の使い方としては、コース設定等の行く前の準備は当然だが、帰ってから自分の走ってきたルートを復習するという作業もまた楽しい。自分は蛍光ペンでマーキングを入れているが、地元「青梅」なんかは殆どオレンジ色に全面染まってしまった。

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