武器,ナイフ
花吹雪の十徳
 ”武器、ナイフ”と来るといささか物騒だが、武器とはここでは箸やスプーン、フォーク等の食器を意味する。料理に対して攻撃をしかけるという意味から来たものだろうか。
 私が常日頃持ち歩いている武器として代表的なものは「割り箸」だ。森林保護に良くない、いや間伐材の有効利用だとか色々と意見がある様だが、私自身あまり深く考えていないのはご推察の通り(^^;)。実際これを使う機会はあまり無いのだが、たまに仲間が武器を忘れて来てさて困ったという顔をしている時に、これを出して上げるとえらく感謝される。それに味をしめて、持ち歩いているというワケだ。
 通常使用している武器としては、十徳(別名アーミーナイフ?)がある。十徳とは10個も徳があるというありがたいツールである。とはいえ、常に文字どおりそれだけの思し召しがあるかというと、必ずしもそうでは無い様だ。現に私が保有してるモノも十徳でなく六徳だし、その6個の徳も現実にいつも使っているのはそのうちのせいぜい三徳ぐらいだ。
 このジャンルではモノマガ系アウトドアカタログ雑誌に出て来る定番、スイスのアーミーナイフ VICTORINOX 等が有名だが、私のはそんな立派なものでなく、そこらのディスカウントストアで買った国産実用タイプのもの。でもビクトリノックスって実に色んな種類があるんだなぁ...、しかもそれぞれがちゃんとした「使える」ツールになってるらしいからエラい。中には自転車乗り用なんてのも存在するのかな。
 こういうちゃんとしたのを買えば、たまに使おうとすると固くて必要な道具を引き出せない、そのうち「イテッ。あ、爪がぁ〜」なんて事にはならないのだろーなぁ。