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2011/01 三浦半島

今シーズンの冬、自転車は完全に冬眠モードに入ってしまった。 昨年は秋のツーリングもしていないし、年末の走り納めもやらずに終わってしまったのだ。 それはいいが、年も明けてもうすぐ花粉の季節がやって来る。 このまま行くと、花粉の落ち着く5月の連休明け頃まで走らずに過ぎてしまうだろう。 せっかく18切符も残っている事だし、じゃあこの際、走り初めも兼ねて輪行でもしてみるかと思い立った。

冬場のツーリングは行き先に気を使う。 まぁ、寒さに強い人はガンガン走るんだろうが、私はつい軟弱に南方面を目指す事になる。 それで、未乗区間の残っている横須賀線の終点まで行って、そこから三浦半島でも漫遊するかという気になった。 房総半島の付け根で育った自分にとって、三浦半島は未知の国。 行ったのは、遠足か何かで訪れた油壺と、京急乗り潰しで降り立った三崎口駅くらいだろうか。

そんなわけで、久里浜から海岸沿いをグルっと走り、どっかで美味しい魚でも食って、潮騒を聞きながら適当に昼寝でもして、逗子かそこいらのあたりで切り上げて帰って来ようというお手軽プランで出かける事にした。 お供はRaizinランドナー、そろそろ輪行解禁してやろうかと思ってたので、ちょうどいい出番になるだろう。

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