そのぼたん園は、青梅市内のちょっとした公園のほんの一角にあります。さほど大きな敷地ではありませんが、職員の方が丹精込めて育てた牡丹が、年一回の開花時期に限って公開されるのです。また公園内には、その名称の由来となった大井戸(おいど)が残されており、自由に見学する事が出来ます。蝸牛状に掘り込んだいわゆる「まいまいず井戸」で、これもなかなか見ものです。
実はこのすぐ下をかすめて圏央道の青梅トンネルが通り抜けているのですが、閑静な住宅地の中の小さな公園からは、ちょっとそんな事は想像出来ません。すぐお隣の御嶽神社では毎年ゴールデンウィークの時期にお祭りがあり、また都指定有形文化財となっている旧吉野家住宅なども近くにありますので、これらを組み合わせてコースを組んでみるのも良いでしょう。(記:2004年4月26日)
■メモ
- 見ごろ : 4月下旬
- アクセス : JR青梅線小作駅から自転車で15分程度
- 開園期間 : 2004年は 4月21日〜5月6日(午前8時〜午後6時) ※開園期間は年によって変更があります。
- ランチポイント : 大井戸公園内
撮影:2004年4月25日
大井戸公園入口 |
ぼたん園は期間中のみ開園 |
13種500本のぼたんを育成 |
大井戸を模した噴水 |
大規模な大井戸 |
真紅のぼたん |
撮影:2003年4月29日 |
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