浅間山麓1,000m林道 
(2000/07) 

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さてこれはいったい何の写真でしょう。三択問題です。
  • (a) 自転車乗りの間で最近はやりの黒いTシャツ
  • (b) 泥はねですっかり黒くなってしまったロードシャツ
  • (c) 非常用即席雨具着用の図
答えは 120秒後。。。




スタート前のひととき
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 久しぶりの社内LANじゃない社内Run。梅雨明けと共にやって来た連日の猛暑に耐え切れず、どこか涼しい所へ行こうという事で白羽の矢が立ったのは浅間山麓。
 山サイ研秘蔵版コースにもランクインしてますが、1,000m林道と1,200m林道をまたぐ周回コース。スタート地からして軽井沢ですから、こりゃ〜もう涼しいのは折り紙付きでしょう。



林間の気持ち良いコース
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 という期待の元にメンバー4人(Kintaro,K-hara,Suzumoto,and Kuma)は、車で中軽井沢に集結。スケート場の駐車場をお借りして車をデポし、ちょい下の交差点から入ればそこは既に 1,000m林道の入口でした。
 ここは、ほぼ水平な林間を行く快適なコース。下界とは違い、頬を撫でる風も心なしか「かるいざわ〜ん」としています。途中 K-haraさんの調査活動(^^;)やらで適度に休憩を入れながら、走って行くとやがて舗装路は尽きダートへと突入。

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まだまだ 1,000m林道
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 さらに行くと森が切れ、目の前に雄大な風景が展開しました(写真下)。その先で1,000m林道もほぼ終わり、ここから水出林道(この名前が実は我々の先行きを暗示していたのに今気がついた。オソロシヤ〜)という名前の道が分岐しており、ここから上の 1,200m林道へと登って行く。これはワカリヤスイですね。1,000m林道から1,200m林道へ行くには、すなわち200mの標高差を登れば良いのですから。

 たった200m...でもこれが意外にキツい、今の私には。毎年高尾〜糸魚川を走りきっちゃう Kintaro、毎週の様に山サイに勤しむ Suzumoto、100峠制覇に燃える K-haraの各氏と私の間には、それはもう大きなギャップが生じているわけです。この後の写真がぷっつり途絶えているのが、余裕のなくなった良い証拠ですね。



1,000m林道終点間近
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 でも何とか最後尾ながら、それほど遅れる事なくたどり着いた 1,200m林道。しばらく走ってその中間地点あたりで早めのお昼。晴れてはいるものの浅間山は黒い雲に覆われており、なんだか怪しい気配。昼食後走り出すと共にポツリポツリと雨が落ち出す。しばらくして、ピチピチがチャプチャプとなり、やにわにザンザンザンと来た。

 これはたまらんと木陰に非難してしばらく雨宿り。こんな時に限って雨具を持って来てない事に気がつく自分。あぁ、何という事だ。
 そこへ Suzumoto氏から助け船、持参の黒いビニール袋(早い話しが生ゴミ用)を雨具不携帯の 2名に貸し出してくれました。これに 3箇所穴を開け、頭からすっぽりかぶったのが冒頭の写真というわけ。



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 なおも降りやまない雨にじっと木陰待避を続ける 4名。その足元に、遠くから雨の林道をピョコピョコと近づいて来る怪しい影が一つ。良く見ると小さな野ウサギだ。彼(彼女?)は我々の存在に気付く事なく、すぐ足元までやって来た。あまりに無防備なので人馴れしているのかと思い、私が顔を近づけると、文字どおり脱兎の如く今来た道を走り去って行ってしまいました。

 やがて雨も小降りになり、コースももう少しなので先へ進む事にします。先程の雨で、その中央を除いて小川の様になった林道を、タイヤを左右に滑らせながら進みます。しばらくするとまた降りが激しくなったけど、もうこうなったら雨宿りなどしてられない。あぁさっきまでの青空はどこへ行ったんだと思いつつ、黙々とペダルを踏みます。

 林道の分岐点へ着いた。左は予定のコースで、ここから少し浅間の山肌を登って峰ノ茶屋へ至る道。右に下れば、別荘地を経て車のデポ地へのショートカット。一行は迷わず右へハンドルを向け、さらに滑りやすくなったゴロゴロの坂道を下って行きます。思えばこのコースの一番美味しい部分を、置いて来てしまったかも知れません。

 車へ戻って自転車をしまう頃、雲間から顔を出し始めた青空が、やけにまぶしく見えた今回のツーリングでありました。あんまり口惜しいので、帰りに横川のサービスエリアで釜飯をかっ込んで行く事にしました。(ちゅうのはどういう関係があるのだろうか... ^^;)




では正解発表です。
あなたの回答 
というわけで正解は、(c) 非常用即席雨具着用の図 でした。

※この雨具、走ってる時は何ともないですが、止まったとたんに恥ずかしくなるという性質を持ち合わせていますので、ご使用にあたっては充分な注意を願います。

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