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田んぼを過ぎて村の中に入ってゆくと、通りにネコがいました。 ボクはネコ好きなので、かわいがってあげようとそばへ近づくと、ゴロリと白いおなかを見せてねころがりました。 ふつうは用心深くてにげるのに、このネコは人なつこいなーと思って歩いていったら、あぁーっ、何とネコのふんをふんでしまったではないか。 ボクはいそいで草のところにいき、くつのうらをこすりつけてきれいにしました。 その間にネコはすくっと立ち、フンッという感じで鼻を鳴らして行ってしまいました。 この時、ボクは「ネコふん、ふんじゃった」というかえ歌を思いついた。 帰ったら友達の太郎君にこの話をしようかと思いましたが、「エンガチョ〜」といわれそうなので、やっぱりだまっている事にします。 さらに走って行くと電車の線路がありました。 踏切をわたる時に電車が来ないか注意して遠くをみたら、かげろうでレールがグニャグニャになっていた。 お日様で熱くなった線路の鉄みたいなにおいが鼻のおくにツーンとして、急にくしゃみが出てしまったのがおかしかったです。 それから線路をわたった後にも、池がいくつもありました。 このあたりは雨が少ないからため池お作っているのだと思いました。 |
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