一度訪れてみたかった大前駅に、高崎から湘南色の115系に1時間半あまり乗ってやって来た。 ここは言うまでもなく、吾妻線最奥の終端駅である。 ひと駅手前の万座・鹿沢口までは何度か乗った事があるが、その先の1区間は日に5本しか列車がやって来ないという超閑散線区だ。 到着した駅は1面1線の簡素なホーム、駅前には嬬恋温泉「つまごい館」がポツンと一軒(2017年閉館)建っていた。 日陰の駅は外に雪が残っていて寒いので、折り返しまでの20分ほど私は一人車内に座り、高崎で仕入れて来た「だるま弁当」を食べた。 その後は、見上げる遥か高い位置にある新設道路橋や、八ッ場ダム建設により移転となる川原湯温泉駅を記憶に留めつつ、帰路に就いた。

訪問:2012/01
公開:2026/03
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