朝一で入館したのだが、作品の数々にカメラを向けている間はずっと誰も来なかったので、他の来館者の邪魔になる心配もいらず落ち着いて撮影が出来た。 作品に夜のシーンが多いためか館内は照明が暗めになっているので、コンデジでの撮影は少々厳しい。 結果としてフラッシュは使わず、絞りは開き目にしてジックリとシャッターを切るやり方に落ち着いたが、三脚を持ち込まなかったのでかなりブレてしまったものも多い。 それと、作品が透明アクリルのケースに覆われているため、どうしても周囲の照明が写り込んでしまうのには苦労させられた。
一通り撮影が済んだ頃、入ってくる観光客も徐々に増えて来たのでカメラはしまい込み、山本氏以外の作品もそれぞれ鑑賞した後に幻燈館を後にした。 駅へと戻る道すがら、少し遠回りして寄り道したりしつつ青梅中心街の散策を楽しんだ。
ちなみに、「昭和レトロ」という言葉の発祥地は青梅の商店街だそうだ。 古い商家なども現役でまだまだ残っているし、空き店舗となった商店を再活用して博物館にするなど、青梅の街には作り物でない本物の昭和レトロが息づいている。