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 このシリーズは、1995年の秋に連続して訪れた東武沿線の廃線跡をご紹介しています。オリジナルは当時の Nifty内自転車フォーラム FCYCLO に投稿したものですが、許可を得た上で、若干の修正の後転載しています。

 その1・秩父鉱業線(高坂)
 その2・西大家貨物線(西大家)    
 その3・根古屋線(小川町)
 番外編・熊谷線(熊谷)
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その1・秩父鉱業線(東武東上線/高坂) 1995/09

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 ご存じの方も多いと思いますが、都心から関越道で新潟方面へ向かうと、高坂SA.のちょっと先で、架線柱だけ付いた鉄道橋が頭上をクロスしているのが見られると思います。これが、秩父鉱業線跡の一部です。前は、日本セメント線とも言ったらしいのですが...


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 さて、寝坊して出発が遅れたり、自転車に跨ったらパンクしていたりで、かなりタイムロスしてしまいましたが、何とか青梅から実走で高坂にたどり着きました。さっそく駅西口から北へ進んで行くと... ありますね〜、フェンスで囲われた路盤跡が左へゆるいカーブを描いて分岐しています。さすがにレールは跡形もないですが、バラストもしっかり残っており、架線柱らしき木柱が所々に積まれております。


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 その先に踏み切り跡があり、道路で線路跡は分断されていますが、路盤はさらに左にカーブして西の方へ下って行ってます。踏み切り跡からは線路内へ入れそうでしたが、バリケードがあり、人目もあったので止めました。^^;


 車道をまわって坂下へ行くと、道路と平行して走っている区間に出ます。ここからは人の踏み跡があったので、自転車を置いて入ってみました。バラストの中には、鉄道標識らしき白い杭が一本。なかなか良い雰囲気ですねぇ。車道に戻って、さらに進むと関越道の下。坂を登って件の橋へ近づこうと試みますが、さすがに入口が頑丈にブロックされてて近づけません。う〜ん、あの橋が一番良く見えるのは、高速道路上だったか。(-_-;)

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 さらに西へ進み、秩父鉱業の敷地の方へ上がってみました。入口ゲートの左の方から、線路跡らしき空地が近づいて来ています。ここらはバラストは無い様で草ぼうぼうの世界です。地図によるとさらに線路は西へと続いていた様ですが、時間も無くなりここらでお開きと致しました。

 往復ともに、主に入間川のサイクリングロードを利用しましたが、さすがに長距離となり、帰ったら足がガクガクでした。



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