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制作記その5

Oct, 2009

サッシ塗り分け

最近はサッシの塗り分けも、マスキングによるスプレー塗装がすっかり定着してしまった感がある(もちろん私の中で)。 それはいいんだが、前回までの通勤車と違って今回は窓のコーナーRが大きいので単にテープを直交させて貼っただけではダメだ。 考えあぐねた末に久々のマスキングゾル登場と相成った。 左写真(水色の部分)のようにコーナー部にちょちょっと塗って保護しただけだが、吹き込みもなく意外とうまく行った。 ちなみに連結面はテープ貼りが面倒なので手塗りの色差し、塗料もここだけエナメルなので他と若干色味が違う。

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前面色差し

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続いて前面の色差しを行なう。 ここはエナメル塗料の筆塗りだが、窓枠は最初から塗り分けられているので後はヘッド&テールライトと、通過表示灯位だ。 ついでに側面のサボにもホワイトを入れておいた。

スカートがシルバーになっているが、赤のままだとあまり目立たない気がしたので、部分的にマスキングしてエアブラシにて処理した。


Nov, 2009

下回り及び屋根上機器

下回りの塗装は車輪や動力装置のギアフレーム等、分解出来る部分はなるべくバラして行なう。 但し、稼動箇所や通電部にスプレーが回り込まないよう、養生が必要だ。 台車はそのままだと塗料が剥がれやすい材質なので、下地処理を行なった方が良いみたいだ。 塗色は通勤車と同じく、パンタ・床下がクレオスのグレーFS36081、クーラーはグレーFS26440、アンテナ・避雷器等はダークシーグレーを使用した。 小物類はエアの風圧で吹き飛ばないよう、両面テープ上に固定して作業するのが良い。

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屋上機器位置決め

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お得意のシール印刷用紙で屋上機器の位置決めを行なう。 クーラーは阪神のキットで余ったAU-13型を載せ、割と古い時代に冷房化されたという設定にしようか。 GMのAU-13は取付け用の突起があるので、それよりも若干余裕を持たせた直径の孔をピンバイスで屋根に開けておく。


屋上機器取付け

クーラーの接着、まずはゴム系接着剤で仮固定。 次に両側からスケールで挟んで直列状態にするが、最終的には目視チェックで微調整を行なう。 治具などに頼るより人間の目の方が案外正確だったりする。 位置が固定したら、クーラーは屋根裏からラッカー系シンナーを流して固着しておいた。 パンタはごくノーマルに、TOMIXのPS16Pを載せている。 かなりいいシルエットをしているが、これで鉄コレグレードアップ用との事。

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下回り組み立て

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下回りも塗装後の各パーツ組み立てが完了。 動力装置は鉄コレ用18m級が入手出来なく、今回はGMの純正となった。 従って台車は京急の特徴あるOK台車。 乗り心地「OK」という説もあるが、ほんとうかな?  連結器は例によってKATOカプラーに交換したが、連結面間隔がちょっと広めなのでそのうち又別なのに変えるかも知れない。