沿線わくわくレポート

No.14:京葉サイクリング紀行 コンビナートの屋台骨 (2005.6)Page 1
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京葉工業地帯はご存知ですよね。学校の社会科の授業でやった筈なんですが、既に忘れてしまった人も多いでしょうか? 東京湾の千葉県側一帯に続く大工業地帯であり、特に千葉より南側は、大規模なコンビナートが続く一種独特の世界が展開します。 さて、地図を見るとこの工業地帯を貫く細い線が一本延々と続いていますが、これが今回のお題、京葉臨海鉄道というわけです。



さて本日のスタートは京葉線の終着、JR蘇我駅。 青梅からここまで遥々輪行で来たわけですが、何せ肩に担いだ自転車は重いので、いかに階段の昇り降りを少なくするかで大分悩みました。 問題は東京駅で、京葉線にしても総武快速にしても中央線ホームからの移動量は相当なもの。 そこで少々迂回的なきらいはあるものの、青梅線の東京行きで西国分寺へ、そこから武蔵野線で海浜幕張行きに乗車し、海浜幕張で同一ホーム乗り換えの京葉線蘇我行きをキャッチするというルートに落ち着きました。

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JR蘇我駅

そんなこんなでやって来たここ蘇我駅は、内房線、外房線、京葉線、そして京葉臨海鉄道が集まる貨客の要衝。 専用貨物や高速コンテナ(数年前に総武線から京葉線ルートにシフト)が頻繁にやって来ては機関車を取り替え、京葉臨海鉄道の千葉貨物駅へと運ばれて行く受け渡し場所となっています。 その留置線群を跨ぐ長い跨線橋を渡り、駅前で自転車を組み立てていざ出発。 既に梅雨入りした空はどんよりと曇り、今にもポツリと来そうな雲行き。 今日は早めに行程をこなしてしまった方が良さそうです。

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