廃なものイロイロ... 八王子機関区


 ヤードを離れ、線路沿いの道を八王子駅の方へと走って行く。駅の北側は現在、駅前ロータリーを中心に大規模な工事が行われている。また、周辺もビルに取り囲まれていて、昔日の面影はない。対する南側はまだ古い街並みが残っており、路地裏のホッとする光景が展開している。



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 ちょうど中央線に南から横浜線が合流して来るあたりに、かなり歴史のありそうな煉瓦積みを見つけた。えぇっと... これはイギリス積みってやつだな。写真を撮っていると、上をレンガ色の 201系が通過して行った。



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 八王子駅横浜線ホームの南側は、八王子機関区となっている。立派な機関庫が並ぶさまは、なかなか胸わくわくな気持ちにさせてくれる。昔はカマも憩っていたんだろうな。



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 さて、ここでのお目当てはこれ。ターンテーブルだ。首都圏近郊でこれが見られる場所も、もうかなり限られて来ているはずだ。そういう意味では、現役のこの転車台は貴重品と言えるだろう。



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 機関区で見られる機関車は、EF64,64-1000,EF65,65-1000(特急色,貨物色),DE10 などなどで、非常にバラエティーに富んでいる。



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 八王子駅北口にまわり、工事で騒然としている駅前を抜けて甲州街道へと向かう。ちょうど路地から甲州街道へ出ようとした所で、ビルの谷間に煙突が現れた。
 この門構え、真っ赤な柿の実... なつかしい風景だ。しかし残念な事に、入口には「しばらくお休みします/玉乃湯」の貼り紙が(しかもまだ新しい)



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