Oct, 2011

終章

まとめとして、以下に各社の踏切カウント5を距離分布グラフとして掲示してみる。 それぞれ似たような社もあり、独自路線を突っ走っているものもあり、特徴が出ていて面白い。

京急や小田急、井の頭線のようにターミナルを出てすぐの所に踏切のある鉄道も多いが、京王線のように地下駅からスタートする場合はその分距離が伸びる。 起点を出て山手線等のJRと並走する部分は踏切が無くて、そこからカーブで別れた途端に踏切が数多く出て来るというパターンも多く、東横線、西武新宿線、池袋線、東上線などがこれにあたる。 ただしこれらのうち京急線と東横線は、改良工事の進展により近く状況は変わる見込みだ。 小田急線、西武池袋線なども郊外部では連続立体化が進んでいるが、都心のこの範囲での改善は難しいようだ。 東武伊勢崎線は実質北千住から先が本線で、踏切の多い浅草~北千住間は、普通列車に限れば都会のローカル線といったとらえ方をした方が良いかも知れない。 異色の京成は開通時からトンネル+高架で市街地を抜けざるを得なかったので、この区間に踏切が少ないのは当然と言えば当然か。

踏切カウント5 距離分布グラフ Graph
- おわり -