筑波鉄道跡.2

筑波~紫尾間

スピードを抑制させる為だろうか、唐突にハンプがある。この先には、道を意図的に蛇行させた区間もあった

紫尾駅

紫尾(しいお)の村落の中に駅がある。地名は、村が「紫峰」とも呼ばれる筑波山の尾根下にある事に由来するらしい

常陸桃山駅

1面1線の無人駅だった。ホームのみ残るが、桜の樹が植えられているだけで、特に整備はされていない

真壁駅

筑波に次ぐ主要駅で2面3線の構内を持ち、貨物側線もあったようだ。真壁休憩所としてサイクリストで賑わう

樺穂駅

近くの加波山から真壁御影石を採掘する樺穂興業が、用地を提供して出来た駅。かつて採石場から当駅までの運搬軌道も存在したらしい

樺穂~東飯田間(土浦駅方向)

加波山裾野の丘陵地と平野の境を一直線に進む。振り返ると筑波山が後方遠くに聳えていた

東飯田駅

村外れにある小さな無人駅。駅跡はどこも見事な桜の樹が迎えてくれる

雨引駅

東飯田から5分も走れば、桜の樹々に囲まれた小さな雨引駅が、行く手にその姿を現す

雨引駅

雨引駅跡も、りんりんロードの休憩所となっている。ここの桜は特に本数も多く見事

雨引駅

駅正面口の広場から。若干の駐車場があるので、車で来てここからスタートするプランも組めそうだ

雨引駅(1987年1月)

1987(S.62)年1月撮影の雨引駅。当時からホーム上に桜の樹があった。(許可いただき「地方私鉄 1960年代の回想」より転載)

雨引駅(1987年1月)

岩瀬側ホーム端付近、国鉄色のキハが良く似合う。記事によると写り込んでいる人物はkatsuさんとの事(同じく「地方私鉄 1960年代の回想」より転載)

雨引駅

駅裏手側もなかなかいい雰囲気。桜の枝の下、草の斜面で昼寝をするのも気持ちよさそうだ

雨引~岩瀬間

雨引駅を出ると、もう終点の岩瀬まで間に駅は無い。その駅間距離は4.6kmと、筑波線内で最長だ。ここらは里山的風景に癒される

雨引~岩瀬間

前方に北関東自動車道が見えて来ればそろそろ終着点は近い。廃線後に出来た高速なので、その下を潜るトンネルは鉄道サイズではない

雨引~岩瀬間

最後に水戸線に沿うような形で右カーブへと入る区間は、若干切り通し状になっている

岩瀬駅

終点、岩瀬駅(岩瀬休憩所)に到着。筑波鉄道の駅跡は、広い芝生の広場となっていた

岩瀬駅

駅改札口は、りんりんロードと反対側。踏切をグルっと迂回して駅前へ至る。土浦から40.1km、お疲れさま~

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