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雨の合間にチラと見えた青空。
それっと急いで自転車に跨り、
地面を蹴って我が家をスタート。

今年初めての短パンは、
脚の間を吹き抜ける風が嬉しい。
街を出る間にどんどんと雲は流れ去り、
振り返れば彼方に奥多摩の稜線が顔を出す。

狭山丘陵のふもとをブラブラと、
その時、車道で見付けた案内板。
それにつられて右左折を繰り返し
家並みの間から裏手の広場へ。

そこに広がる思いがけない風景は
待ってましたと私を迎え入れる。
山にウグイス、田んぼには蛙がうごめき、
畦道行くは網を持った子供と老人。

そんな里山のこの風景を
記憶のページにブックマークしておこう。

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訪問日はある日曜の午後。
天候回復の予想だったので出かけましたが、途中から見事に晴れ。
ベンチで雨上がりの里山の空気をたっぷりと満喫しつつ、
ドリップコーヒーとお気に入りのサバランで午後のひと時を。
場所はさいたま緑の森博物館の一部、西久保湿地の入口あたりです。
(2004/06)


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