坂の上から下界を見おろす。少しカーブした道の右手は竹林、イチゴ農園のある坂下は畑地が広がっていて日当たりも良さそうだ。

坂下の左手は林が切れて斜面が少し開けている。冬のこの時期は茂みが少なく、日差しの当たる枯草のクッションはふかふかして暖かそうだ。

下から坂を見上げた構図。登って行った左手に青梅スタジアムがある。ここは長らくオーディオメーカーの所有だったが、その後青梅市に譲渡された。

ここは左手に崖線を見つつ、斜めに緩く下っている。通って良いのか悪いのか、道幅が狭い為というより資材置き場の塀の方が危なげだ。

冬の日差しが茶畑に降り注ぐ。畑の彼方に見える林が台地の縁で崖線が走っており、その向こうは不老川流域へと一段下がっている。

丘陵の上から吸い込まれるように徐々に下って行く坂。センターラインの無い道路、車の流れが切れると一瞬静寂の時間が訪れる。

気持ちの良いカーブ、紅白模様のフェンスが並ぶ坂下は明るい田園風景が開けており、人里に降りて来たという空気に包まれる。

坂の途中は明るい林の中。Ｓカーブで段丘に対して斜めに登って行くので勾配はきつくなく、自転車乗りの脚にもやさしい。