ヘルメット
美しいサーフェイス
 あぁ!懐かしい!... と思った方も多いだろう、このヘルメット、いまだに手元にある。いゃ、勘違いされると困るのだがメットとしての保証期間は3年、さすがに使っているわけではなく、「観賞用」として後生大事にとってあるのだ。

 これを入手したのは確か平成の始めごろだから、既に12〜3年くらいは経っているという代物である。重さ 360gと、当時のハードシェルタイプの中ではかなり軽い部類の製品だったが、この大きな切り欠きならそれも当然と言えば当然。それゆえに強度的な不安も多少感じられるが、その頃のメジャーな選手たちもこぞって被っていたので、使うにあまり不安はなかった。一応、アマ車連公認にもなっているし。。。

 で、幸いにしてこれが現役のうちにさしたる事故もなく、無事に無傷でお役目を満了したのでそのまま保管してあり、時々取り出しては表面をツルツルに磨いて悦に入っているという事だ。だってこのフォルム、すごく魅力的。今となっては多少古臭さも否めないが、逆にあの頃を知らない世代には、このデザインは新鮮に目に映るんじゃないかな。

 ちなみに写真は斜め後ろから見たところ。OGKの型番 SH-909、またの名を「ファルコン」という。これをつけてツールド秩父に出場したのも、もう遥か昔の話になってしまった。最近の OGKというと、「アレクレス」というこれまたアグレッシブなメットを出している。なんだかコレかぶると戦隊もののヒーローの気分にでもなりそうだが、こんなのも又悪くないな... なんて年甲斐も無く思ったりしてる昨今なのだ。