2009/01
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その後まだツーリングと言える程の遠乗りはあまりしていませんが、昨年末以降でそこそこ乗り慣らしをしましたので、若干のインプレッションと各部の最終構成等をメモ代りに書き置いてこの連載のまとめとしたいと思います。

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まずは車重について。 納車時の実測で 9.8kg程度と昨今の軽量車からすると然程でもありませんが、クロモリのフレームという事を考慮すれば比較的軽い部類に入るのではないかと思います。 実際に跨ってペダルを踏んでみても走り出しはかなり軽快に感じました。 尤も、これまで常用して来たのがゴツいパスハンで12kg台ありますし、650Bの太いタイヤでしたので軽いと感じられるのは当然と言えば当然かも知れません。

(以下、クリックで拡大)

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フレームは RAIZIN、ヘッドロゴは漢字なのだ

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ラグレス(カラー付)のフレームは美しい仕上がり

気がかりだった久々のドロップハンドルは、ポジショニングも体に無理無く馴染み、色々なポーズがとれるので負担なく乗れますね。 サドルは近距離では全く問題無いですが、まだお尻が慣れていないせいもあり、流石に川越郊外までの往復50km程を流してみた時には後で少し痛みが来ました。 坂道については、ギアレシオもコンパクトドライブを採用しただけあって登りが楽です。 パスハンでロー&ローのクルクル回転とまでは行きませんが、じっくりと踏み込んでいればいつも試走で行く地元の峠は足付き無しで軽く越せました。

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PASELA(26x1.25) と MAVIC XM317(32H)リムの組み合わせ

ブレーキは好みの小型カンチでスッキリと纏めたのですが、さすがに今まで使っていたものからすると制動力に差があるのは否めません。 普段の走行では問題ないレベルですが、雨天時の状況も見極めた上で何か手を打つかな…とかも考えてます。 シフト系はこの車でようやく現代のパーツに追いつきましたが、油断しているとまだ手がダウンチューブの存在しないシフトレバーを探してつい宙を切ってしまい、走りながら苦笑いが出ます。 誰かに見られていたら恥ずかしい場面。 でも慣れればこんなに便利なモノはありません。面倒な位置あわせも不要だし、いャ、佳き時代となりました。

右:日東55ドロップに SHIMANOティアグラSTI
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左:リーガルサドルは鋲と固定レールもブロンズ色

左:リアメカもティアグラ
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右:Suginoコンパクトドライブ(48-34T)を採用

さて以上ですが、納車後の購入ブツとしてはヘッドランプ・リフレクターとベルの保安部品(法令上必須)、携帯小型ポンプ(従来はフレームポンプだったので)、トゥクリップ&ストラップ(こちらは未だにレガシー)、ボトルケージ+ボトル等々があります。 輪行はまだなのでその辺の課題はこれからという所。 パッキング時のフレームとかハンドル周りのワイヤーやらの保護が少々心配でもあります。 でも輪行袋を担ぐのは随分楽になる筈ですので、今後はどんどん旅に連れ出したいと思っています。

左:小型カンチは TEKTRO CR720
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右:ペダルは Wellgo M-20 にトゥストラップ

といった所で、何回かに渡って書き連ねて来ましたが、オーダーされる際に多少とも参考になりますれば…。

- おわり -
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