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休みがとれたのでゆっくり話の出来る平日の午後、いつものサイクルショップを訪問しました。 顔なじみのスタッフｉさんと談笑しつつ、構成を決めて行きます。 久々に会うｉさんは私と一つ違いの同世代で、家族の事とか色々と積もる話も尽きませんが、驚いたのは過去にオーダーした自転車の仕様を事細かに良く覚えていらっしゃった事です。

この店でこれまで5台程自転車を購入していますので、一応常連客の末席に置いて頂けているのかも知れません。 と言っても、今乗っているパスハンターを最後に作ってもらったのがもう早20年も前の昔なので、最近はとんとご無沙汰な状態が続いていました。 消耗品のタイヤ等を入手するために、時々顔を出してはいたのですが…。

さて肝心の自転車の方です。今考えている概要と予算を告げて、まずはフレームから。 昨今ツーリング仕様に適合するような出来合いの物はなかなか無いので、前回と同様フレームから作って頂く事にしていました。 ところが、フルオーダーだとフレームだけで予算の半分程度を使い切ってしまう勘定となり、残りのパーツの方にある程度しっかりとした物を使うためには、少し底上げを容認せざるを得ませんでした。

やはり20年のブランクは大きく、価格の相場について実態という物を良く知らないのは痛い所ですが、そこから後のパーツをレベル合わせして行く工程は楽しい作業です。 タイヤ、リム、メインコンポ、ブレーキ系統、ハンドル、サドル、ペダル…。 目的に合わせて順次方向が決まって行き、候補のパーツが絞られてきます。 BBやヘッド周辺等、基本構造が昔と大きく変わってしまった箇所等もあり、色々と説明をしてもらって有り難かったです。

一通り大まかなアセンブルが見えて来たところで、後の詳細を少しｉさんに検討し詰めてもらうという事でお任せし、この日は一旦店を後にしました。