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朝一で入館したのだが、作品の数々にカメラを向けている間はずっと誰も来なかったので、他の来館者の邪魔になる心配もいらず落ち着いて撮影が出来た。 作品に夜のシーンが多いためか館内は照明が暗めになっているので、コンデジでの撮影は少々厳しい。 結果としてフラッシュは使わず、絞りは開き目にしてジックリとシャッターを切るやり方に落ち着いたが、三脚を持ち込まなかったのでかなりブレてしまったものも多い。 それと、作品が透明アクリルのケースに覆われているため、どうしても周囲の照明が写り込んでしまうのには苦労させられた。

展示室

Photo Photo 他に展示室には久保板観氏の映画看板や天才アラーキーの写真も展示。 これは白都真理さんかな?

一通り撮影が済んだ頃、入ってくる観光客も徐々に増えて来たのでカメラはしまい込み、山本氏以外の作品もそれぞれ鑑賞した後に幻燈館を後にした。 駅へと戻る道すがら、少し遠回りして寄り道したりしつつ青梅中心街の散策を楽しんだ。

青梅市街地

Photo Photo 昭和幻燈館を出ると、青梅街道を挟んで斜め前に青梅赤塚不二夫会館と昭和レトロ商品博物館が見える。
Photo Photo 作品「青梅キネマ慕情」のモデルとなった通り。写真館の建物もいい感じ。
Photo この通りは奥手で青梅線の上を渡る。跨線橋右手の建物がカフェ「夏への扉」。
Photo Photo 人通りのない裏路地も風情を感じる。駅前の長崎屋デパートは閉店してもう何年になるだろう。
Photo そもそも青梅駅舎からして、大正期に青梅鉄道が建てたコンクリート建築というレトロさだ。

ちなみに、「昭和レトロ」という言葉の発祥地は青梅の商店街だそうだ。 古い商家なども現役でまだまだ残っているし、空き店舗となった商店を再活用して博物館にするなど、青梅の街には作り物でない本物の昭和レトロが息づいている。

終わり